環境問題のなかで騒音、大気汚染に次いで、工場やたき火、家畜等から発生する「におい」(悪臭)の苦情が役所などに寄せられています。アンモニア、メチルメルカプタンなどの悪臭成分22物質について規制値がありますが、人によって悪臭と感じるものは様々です。種々のにおいに対して、人の鼻で直接においをかぐ官能試験(嗅覚測定)で臭気濃度(臭気指数)を算出し、「においの強さ」を段階的に表し発生源の工場や施設に対し発生抑制や脱臭装置等の対策をとってもらいます。
現地でそのにおいの原因を特定し、対策にお役に立てるように以下の測定をしています。
・ 悪臭防止法に基づく特定悪臭物質22物質の採取、測定
・ 臭気指数(臭気濃度)、臭気強度の測定